めんぱのぬくもり

こんにちは

海に行くときに太陽が出ていないと文句をいい、

仕事に行くときに太陽が出ていると文句をいい。

なんて勝手なやつだ、と自分にあきれます。

太陽のパワーに圧倒される毎日、、、

言いたくないのについつい出てしまいますね、「あつい！！」の一言。

暑さも味方につけたいものです。ブログ担当のsuzukiです。


さてさて、大工さんから「たまには製材・木のこと・森のこと書いたほうがいいですよ！」と

真剣に言われて、食べ物と動物ねたの多さに反省しました。

というわけで、今日は『木のねじれと葉枯らし』です。

木は太陽の影響を受けてねじれて成長します。

そのため、製品にしても良くねじれます。ねじれるばかりではありません。

木は水分を多量に含んでいるため縮みもします。

そして、割れたり虫に食われたり、はたまたかびてしまったり・・・

ではどうしたらよいのでしょうか？


＊フリー画像です。森の中の写真。


昔は木を山から出すのに、機械は使えませんでした。

人力、肩に担いで出していたそうです。

切ったばかりの木はとても重いため、少しでも軽くするために、切ったあと３ヶ月ほど山に放置していたそうです。

『葉枯らし』ということを山の人達は覚え、『葉枯らし』を行ってきました。


『葉枯らし』は水分を飛ばし木を軽くするだけかと思うとそうばかりでなく、
①虫が付きにくくなる
②かびにくくなる
③ねじれを少なくすることが出来る一番良いことは③、こういった効果が期待できると私は思っています。


木はねじれて生長します。

でも長い時間をかけて置いておけば、ゴムをねじって置いたときの様に(そんなにくるくるっと元には戻りませんが）

ねじれが取れてくる、健康的な木になるわけです。


じゃあなんで皆葉枯らしをしないのか？というと、木を切ったら売ってお金にしたいからです。

生活していくためには３ヶ月も待っていられない、そんな現実もあるわけです。

でも、やっぱり健康的な木材を扱っていきたい、というわけで、

当社では葉枯らしにこだわっています。



会長の話より
suzuki